なつかしいです。
〒276-0033 千葉県八千代市八千代台南一丁目4番3号2階
営業時間:月~金 9時~17時
なつかしいです。
プロ奏者21人に目隠しして「ストラディバリウス」など名器3丁と現代の高級バイオリン3丁を弾き比べてもらったところ、13人が現代のバイオリンの方が好ましいと評価したという実験結果をパリ大などの仏米研究チームが米科学アカデミー紀要電子版に発表したとのことです。
このニュースを何社か取り上げているのですが,興味を引いたのはこの実験結果について「大差ない」や「名ばかり」と記事の表題において様々な表現をされていたことです。
実際に実験に立ち会ったわけではないので詳細は分かりませんが,文面からは演奏者の過半数が現在のバイオリン方が好みに合うと答えた,という結果に見えます。
そして,この実験の過程においては,まず演奏者が弾き比べて弾きやすさや音色などを基準に評価したのだと思います。
まず,弾きやすさは,大きさや重さ,感触など普段愛用している楽器に近いほどよく感じると思います。また,演奏曲によっても違いが出るのではないかと思います。(ちなみに私はバイオリンを演奏したことがありません。)
また,音色を聞き比べるにあたり違いを理解するには耳が鍛えられて無くてはなりません。そして,感じ取った違いを基に比較をするのですが,バイオリンの評価は演奏者それぞれ経験を基にしてされると思います。
結局,評価はその演奏者の経験が大きく影響していると思います。そして,それらを踏まえて過半数の演奏者が現代のバイオリンの方が好ましいと答えたのではないかと思います。
しかし,一方で年代物の楽器は高額な値段で取引がされているという経緯があります。
楽器は,本質的には演奏するものですが,売り物としての側面もあります。すくなくとも自作楽器でない限り手元にある楽器はどこかで購入したはずです。そして,この度の実験は楽器の本質についての比較だと思います。しかし,昔と比べ製作技術は向上しているはずですし,演奏者は現在の楽器の方が慣れ親しんでいるはずなのでおのずと現代の楽器の方が好みに合うはずです。そう考えると「年代物の名器は現代の楽器と遜色ない」ともいえるような気がします。すくなくとも8人は年代物の楽器の方を高く評価したわけですから。
また,聞き手にとっても歴史などを感じつつ演奏に耳を傾けるといったように楽しむことも出来るはずです。
この実験結果を「年代物の名器はたいしたことがない」と解釈することは,楽器の本質的な面と売り物としての面を混同していると思います。
物を値段で評価することは,一般的な価値基準を計る事だと思います。骨董品の値段を評価するテレビ番組もあり興味深いこともありますが,価値観は人それぞれにあります。思い入れや思い出などに値段はつきませんが自分にとっては大切です。
値段だけにとらわれずに自分にとって大切な物を残しておきたいです。
と,遅ればせながらの大掃除をしながら思いました。
今年もよろしくお願い申し上げます。
1年間ご苦労様でした。
ここのところめっきり冷え込んできましたので皆様におかれましてはお体に充分お気をつけてお過ごし下さい。
それでは,良いお年を
国民一人一人に番号を割り振って納税実績や医療などの 情報を管理する「共通番号制度」の実用に向けた動きがあることをニュースで知りました。
当初は税、社会保障、防災の各分野で利用し、その後に幅広い行政手続きへの利用も検討されているようです。このような情報の一元化は住基ネットのときもそうでしたがプライバシーが侵害されるとの意見があがることが予想されます。
ここで言われているプライバシーの侵害とは個人情報の漏洩を懸念しているのだと思います。(管理,運用については扱う部署が変わらない限り問題にならないと思います。)この制度の是非はともかくとして,当事務所でも細心の注意を払っていますが個人情報の取り扱いについて世間は非常にナーバスになっています。
ところで個人情報とはいったい何なのでしょうか。
法律によると
『個人情報とは、生存する個人の情報であって、特定の個人を識別できる情報(氏名、生年月日等)を指す。これには、他の情報と容易に照合することができることによって特定の個人を識別することができる情報(学生名簿等と照合することで個人を特定できるような学籍番号等)も含まれる』(個人情報の保護に関する法律2条1項)
だそうです。
これによると名前や住所はもちろんのこと個人に割り振られた番号なども含む場合があるようです。
これらの情報は行政の運営のほか私たちが生活するためにも利用しています。例えば,携帯電話には手軽に連絡を取るために氏名と電話番号,メールアドレスなどを登録しておきます。そして,その情報をもとに本人にアクセスを取り,返事があった場合本人と認識します。そして,通話などの音声の情報で返事があれば声色や話し方から本人と確認することは比較的容易ですが,メールなどの文字情報の場合はなりすましなどされた場合は確認が難しくなると思います。一番確認しやすい方法は会って話すことです。
このように,個人の特定を情報により行うことにより距離や時間の問題を解消できる反面,本人の確認が難しくなります。我々の業界でも本人を確認する場合は,直接本人にお会いすることが大原則です。
そして,あくまで情報は本人ではありません。免許証など複数の情報が記載されているものさえ完全に本人と確認することはできていないはずです。写真でさえ厳密には過去のものあり現在の姿ではありません。
ところで就職活動や転職あるいは結婚まで個人に関する情報が判断の材料とされることがあると思います。(法律上の個人情報とは相違する場合もありますが,人を特定,選別する前提として識別するうえでは類似しているのでそのまま話の流れにしちゃいます。)たとえば,学歴や職歴は履歴書には必須の記載事項です。これを見た人は,書かれた本人の印象を形成します。この情報に優劣を感じて,また,感じている優劣と他人の態度が相違している場合,私は「自分の中身」にすがろうとしました。
「本当の俺のことは誰も分かっちゃいない!」といったような感じです。そして,自分の存在が何なのかさえ分からず震えながら思春期をすごしました。(今でもファンです。)
こんな感じで悩んでいた時期がありましたが,すくなくとも物理的には存在しているということで一応落ち着きました。
例えば,自分の写る鏡の前で拳を握りそれを思い切り突き立てれば,鏡は割れることで私の存在を認めます。(やったこと無いですが。)私が棒を持ち太鼓をたたけば近所から苦情が来ますし,弦を弾けば近所から苦情が来ます。また,空に向かって高らかに唄えば近所から苦情が来ますし,その歌を録音して家族に聞かせれば家族から苦情が来ます。このように当然のことながら存在自体は認められているようです。
では,いったい何に悩んでいたのかというと結局のところ人によく思われたかっただけのような気がします。そうであれば方法は簡単です。自分のありたい姿を他人にイメージさせる努力をすればいいのです。しかし,うわべだけ取り繕うと,結局見透かされたときに理想の自分と他人の態度の乖離に悩むことになります。やはり,積み上げた経験と適度な自己主張がいいのかなと思います。
過去の経歴はあくまで情報ですが,人を見るうえでの材料となることは仕方ないことだと思います。私は特に気にしていませんが,どうしても気になるならこれから積み上げていけばよいと思っています。
福岡・北九州市で幼い子どもを含む男女7人が殺害された事件で、殺人や監禁などの罪に問われている男の上告審で,最高裁判所は上告を退ける判決を言い渡したようです。これで男の死刑が確定することになりました。
この男は,非常に饒舌で人に言葉巧みに近づいて信用させる一方で、何かしらの弱みを握りその相手に対して様々な暴力・虐待を強いたそうです。また,病的な嘘つきだったらしいのですが,一見して礼儀正しく愛想が良かったとのことなので被害者は男の本性を見誤ってしまったのだと思います。
この事件の概要を知ってふと思ったのですが,話し手の印象や意図的な事実の解釈などにより疑わしい話を信じさせてしまうことがあると思いました。
例えば,友人と一緒に入ったレストランで食事を済ませたあと「ウェイトレスがチラチラとこっちをみている。俺に気があるんだ」といった話を友人からされたとします。友人はこの話を「ウェイトレスは俺に気がある」という自慢をしたくて話したとします。この場合,友人のルックスが良いほど話を信じやすいと思います。同じ話でも話す人によって印象が変わると思います。
しかし,チラチラとこっちをみている事実と友人の印象意外にも判断する材料はあります。たとえば,レストランで食事を済ませた後にウェイトレスがこちらを伺っている事実をつなぎ合わせてみます。するとウェイトレスは空いたお皿を下げるタイミングを見計らっていると考える方が自然なような気がします。
このように「ウェイトレスは俺に気がある」という憶測とその他の事実を分けて考えることで話の信憑性は変わってきます。
特に訪問販売など何かを売り込みにくるときに憶測(あるいは嘘)による印象操作が多く見受けられますので,大事なことを判断するときには憶測や印象と確かな事実をしっかり分けて判断することをお勧めします。
大変な一週間でした。
でも,晴れてきた空をみたら元気が出ました。
着実にひとつずつ進めていこうと思ってます。
た こ や き
おいしそうだったので買ってきました。
カメもついてきました。
いままで利用していたものやサービスなどを家計の理由などで省くことは日常生活の中であることです。
そのときにまずどれから省くか順序を考えると思います。
そのなかでやはりどうしても省くことの出来ない大事なものがあると思います。
それが,日常生活全体で利用する割合が僅少であるとしてもあると思います。
さて,我々は自身の生活ひいては家族のため(だけではありませんが)に仕事をしています。
そして,その仕事に尊厳や社会的なアイデンティティを感じたりもします。
もし,その業種が他業種の足かせになっているという理由で切り捨てる政策が立てられたときどう感じるでしょうか。
一番いいたいのは,自身に置き換えて考えてみる必要があるのではないか,ということです。
最近,自然災害に伴う事故に関しての釈明において「想定の範囲外」という言葉がよく使われている気がします。
これについて,ふと「自然においてはそもそも想定できることの方が少ないのではないのか」と思いました。
古くから人は,食料を調達したり居住したりする為の生活拠点を中心に暮らしてきました。しかし,自然が生活を常におびやかす状況にあったわけです。そこで人は,街を作りインフラ整備などして自然を生活拠点からなるべく遠ざけていった経緯があります。
それでも,自然はときに人間の想定を凌駕します。
つまり,人間の想定の及ばない事象は当然に起こり得るということです。
そう考えると自然災害に関する危機管理については,「想定の範囲外」の出来事が起こることを念頭に置いておかなければならないわけです。
それは,すなわち人命の尊重を第一とし誠実に管理することにつきるのではないでしょうか。当たり前のことですが・・・
「想定の範囲外」といわれても,反省として受けとめられないばかりか釈明として成立していないような気がします。
今日はちば菜の花の会定例会に出席します。
すこし早いのですが,誕生日を祝っていただけるようで楽しみです。
昨日は,10時から千葉司法書士会館にて行われた千葉司法書士会員研修に参加してきました。
午後からの研修は千葉家裁の書記官の方に講師としてお越し頂き遺産分割の実務について受講しました。
場合によっては,親族間でもめることもある遺産分割ですが,調停などを利用して話し合いによって解決できる場合もあるのでお近くの専門家などに相談してみてください。
今週は,少し寂しい一週間でしたが楽しみな事もできました。
今日も事務所ですが,明日から一週間がんばれそうです。
明日11月3日は国民の祝日「文化の日」です。
国民の祝日に関する法律では「自由と平和を愛し、文化をすすめる」日とされています。
そして,私にとっても久しぶりの休日なのでそれらしい過ごし方を思案中です。
入場が無料になる美術館や博物館もあるようなのでこの機会に行ってみるのも良いかもしれません。
明後日から,またしばらく休日から遠ざかるのでしっかりリフレッシュしたいと思います。
雇用保険を受けられない失業者に月10万円を給付し職業訓練を行う「求職者支援制度」が 10月から法制化されました。
厚生労働省HP↓
http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyou/kyushokusha_shien/index.html
雇用保険に加入できなかった方,雇用保険受給中に再就職できなかった方,雇用保険の加入期間が足りなかった方,自営業を廃業された方,また,未就職学卒者も対象としているようなので当てはまる方は利用を検討してみて下さい。
お問い合わせはハローワーク窓口とのことです。
以前に本ブログにて就労支援制度と生活保護要件について簡単に書き添えましたが,やはり問題となりそうな感じです。
現在,ワーキングプアといった,いわゆる非正規雇用や低賃金が問題化している中,生活保護制度についての風当たりは更に強くなっていくと思います。
現実に地域により生活保護水準が最低賃金を上回っているケースがあり労働者から見れば生活保護制度は不平等に感じることは仕方のない事だと思います。
しかし,これらを対立関係と捉えるべきでなく共通の問題として捉えるべきだと思います。
なぜなら,いずれの問題も雇用を創出して低賃金と雇用不安定化の解消ができれば一定程度解決できるからです。
私は,これらの問題が生じた理由についてかつて大企業への利益誘導をするがために邪魔な制度を規制緩和と称し取り払ったことが原因だと考えています。
企業が利益を追求することについては何も問題がないのですが,雇用のルールを壊して人件費を削減してまで利益を出しても社会に生み出すものは少なくなり逆に失ったものが多かったわけです。
以前に大量の派遣労働者や期間工に対して解雇や雇い止めなどを行った自動車メーカーが,今度は国内で自動車が売れないと嘆いているようです。
しかし,労働者たる消費者にとって厳しい雇用情勢の中で高額なローンを組んで自動車を購入することが困難であることは当然です。
これについては,いま話題になっているTPP加入についても関連する問題だと思います。
水曜日は,18時からの相談会を終えた後そんなことを考えていました。
イスを上げたら良い感じです。
いつもいろいろ教えていただきありがとうございます。
23日(日)に千葉県多重債務対策会議主催の無料法律相談会が銚子電鉄犬吠駅で行われ,その相談員として参加してきました。
この度の東日本大震災により銚子市と旭市は甚大な被害を受けており,今回の無料相談会は震災対応等において重要な意味を持つものとの心構えで望みました。
当日は,相談会開始前から多数の方が来られ10時から16時まで相談者が途切れることがありませんでした。
相談会で同席させていただいた弁護士先生方には大変勉強させていただき大変感謝です。
たった一日のボランティア活動でしたが,すこしでも復興に役立つことができていたら幸いです。
遅ればせながらあけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
さて、新年の挨拶といえば当事務所にかつての依頼者様が新年の挨拶にいらっしゃいました。
その方は、現在新しい住所で元気に暮らしているとのことでした。
今思えば、市役所に数回同行したことや新しい住居を探しまわったことなどが懐かしくもあります。
新年早々喜ばしいニュースは刺激になります。
これで今年もがんばれそうです。
11月18日,恒例の消費者教育高校生講座に講師として招かれました。
お金を借りたときの利息の話や悪質商法などをテーマに50分講義をしました。
実際に金融会社などからお金を借りたり,クレジットカードなどを利用したことの無い高校生にとって少し聞きづらい話だったかもしれません。
しかし,講義の内容を心の片隅にとどめておいてくれて,実際に悪質商法に遭遇したときに思い出してくれたら講師冥利に尽きます。
将来を担う若者たちが,安心して暮らしていけることを心より願います。
7月3日は千葉司法書士会の裁判実務研修会に参加しました。
研修会では昨年12月に施行された改正特商法・割販法を勉強しました。
昨今のめまぐるしい法改正に対応するため休日においても勉強はおろそかにできません。
26日は,青司協の企画で温泉旅行に行ってきました。
久しぶりの旅行でリフレッシュできました。
厚生労働省が立ち上げた「ナショナルミニマム研究会」は,就労支援を受けた若者が正規社員として65歳まで働き続けた場合,支援を受けず65歳まで生活保護を受けた場合より,最大1人当たり1億円が国や自治体のプラスになり得るとの推計を発表しました。
現在,生活保護を受給されている方のうちでも「働きたくても仕事がない」という現状が要因である方が往々にしてあるようです。
ただ,どうしても就労することが困難な方が必ずいるわけで,就労支援を理由にそういった方に対する生活保護受給のハードルが高くなることはあってはいけないことだと思います。
今後の行く末を見守りたいと思います。
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