2年前の金曜日のことでした。
そのときまでは,今日と同じ良い天気だったことを覚えています。
大地が大きく揺さぶられて,海が荒れ果てて,人々は混乱し,天気が急変して空から雨粒が落ちてきていました。
一部の信号が止まり交通は混乱して,千葉の海の方からは断続的に爆音が轟いていました。
忘れたくても忘れられませんね。
そして,2年が経過してもいまだ問題は山積みです。
とにかく,東北地方の復興は急務ではないでしょうか。
人は鳥のように飛べません。だから,土地に根付いて生活しなければなりません。
その場所を失うということは,物理的なスペースはもとより暮らしそのもの,例えば,人のつながりとか仕事とか(workというよりjob やりがいとか生きがいとか)そういったものを一から積み上げていかなければならないと思います。
そうであれば,人々の生活の拠点としての整備をするべきではないでしょうか。
現在の復興の状況を,枝葉のレプリカが取り付けられた「奇跡の一本松」は何を思うでしょうか。