長く続く日々の寒さが結構こたえますね。
それに加えて先週土曜あたりから目がかゆくなってきました。
前々から今年はスギ花粉の量が多いと聞いていたので戦々恐々としていましたが,“ついに来たか!!”という感じです。
なんとも,大変です。はい。
しかし,そもそもスギやヒノキが花粉を散布する目的は子孫を繁栄させる事が目的なので,スギからしてみれば勝手に人間が苦しんでいるという感じではないでしょうか。しかも,杉の多くが人間によって植林されたものですので,あまりに忌み嫌われている現状はちょっと気の毒に思います。
とはいえ,私も花粉症の一人です。寝不足のときなど洒落にならないぐらいのときもあるのでどうにかならないかなぁと心の中で密かに願っています。
でも,アレルギーというものは,人間の中の免疫システムのバランスが壊れて一部の免疫力が暴走してしまうことのようです。飛散量が年々増えている結果後発的に花粉症になったとしても花粉を放つスギを悪者にするのは筋違いのような気がします。
しかし,さもスギを悪意ある(あるはずないのですが)悪者的仕立て上げておくと,自分の体が起しているアレルギーのことを棚に上げて,スギが悪いから排除しようという論調にもって行きやすいと思います。
そうなった場合,意図せずとも,人間の体に影響(体内で抗体が増え過ぎた結果起きているのですが)を及ぼしている限りスギが自らに悪意がないことを釈明することは難しいのではないでしょうか。
このあたり,スギを人に置き換えると,悪意(一般的に意味で使われていう)というのは実に見抜くことが難しいし,でっち上げることも簡単なのでは,と思ってしまいます。
しかし,憶測で特定の人に悪意があることを吹いて回る様な人の悪意くらいなら私にも見抜けます。