ホームページの左端にある写真は,写真屋さんで撮ってもらったものです。
やはり,お金はかかりましたが,自分で見ても(こんな表情ができるんだなぁ)と感心するくらいのすばらしい出来栄えでさすがその道のプロだと思いました。
撮影は,2〜30分くらいで行われましたが,カメラマンに言われるままに作り笑顔をしつつ,何枚か撮影していきその中から選択したものです。なかには,(というかほとんど?)われながらひどいかおだなと思うものもありましたが,最終的にいい写真が残る当たりさすがです。
目に表情を作らず口角だけやや上げた表情をアルカイックスマイルというそうです。
ギリシャのアルカイック彫刻の表情からそう呼ばれる由来となったようです。
穏やかに見えますが,何を思うか気になる微妙な表情ですね。
前にご紹介したメラビアンの法則にもあるとおり,視覚というのはコミュニケーションにおいて一番情報を収拾する感覚です。何も言わなくとも表情ひとつで相手に何かを伝えるということもできそうですが,それだけでなく,相手に勘ぐらせるということもあるようです。
竹中直人さんのネタで“笑いながら怒る人”というのがありますが,あれも視覚に対して聴覚と言語の内容が全く違うというギャップが笑いを誘うというものだと思います。(ギャグの解説とはなんとも無粋ですが・・・)
人に感情を強く伝えるには,表情も作るといっそう効果が出るかもしれませんが,目鼻立ちの小さな私にはちょっと難しいです。なお,表情を作りすぎるとへんな人と思われるのでご注意ください。
なお,私は法隆寺観音菩薩像に似ているそうです。