ここのところ,おろそかになってしまいました。
サボっているわけではありません。
さて,ひとつの事件をきっかけに体罰に対するバッシングが強くなってきました。
前にも書きましたが,現代の子供においては家庭で父親に叩かれる様な事があまり無いため,叱られている時に叩たかれたとしても叱られている理由と物理的行使の理由を別に捉えてしまうので叱っている理由が伝わらなくなるから体罰はあまり馴染まないのではないか,というような趣旨を書きました。
しかしこのことは,言って聞かないばかりか秩序まで乱そうとする子供に対しての話にまでは及んでいません。これは,もう他の子供たちへの影響もあるので現場でのそれぞれの判断が必要だと思います。
そして,この判断にまでいちいち体罰反対を唱えると現場が機能しなくなるばかりか,いじめなど本当に悪質なものが見えづらくなると思います。
世の中の風向きというのは追い風にすると心強いかもしれませんが,ひとつの悲しい事件をきっかけに起きたものであるならば考えるきっかけとしなければならないと思います。