運転はしておりません。
今年も数えるところ後数日となりました。
強烈な寒波が来ているようで日中でも容赦ない寒さに凍えそうになります。
だけど,冷たい風にあたるとなぜか静謐な空気に触れた気がして純粋というか嘘の無い世界を想像します。
もし,嘘をつく人が誰もいなくなったら今の仕事は成り立たなくなるかもしれません。
そして,誰の言うことも疑う必要が無くなります。
ただ,人の言うことすべてに嘘が無いというと人の身の上などを聞くときは覚悟が必要になるかもしれません。特に憧れの人や好きな人の過去も疑う余地がなくなったらそもそも人間関係って作れるのかな・・・と思います。
たとえば,医師から余命宣告を受けた家族が本人に言うことをためらうのも本人が余命を受け入れることができないかもしれないという配慮からであると思いますし,これに似た嘘とか誤魔化しはどんな人も生きているうちにいくつか言っているのではないかと思います。
また,採用試験などで多少見栄を張って大きく見せてみせて,それを多少見破りながらもまぁいいだろうということ採用する場合などでも需要と供給を滑らかにするためのいわば潤滑油のような役目を果たすこともあると思います。
きっと,一生のうちに知ることより知らないことの方が圧倒的に多いだろうし,知らない方がいいことってたくさんあると思います。もし,誰かが知らないほうがいい事実に突き当たったとき私だったらその人を傷つけないような嘘を言うかもしれません。
ほとんどの人にはすべての事実を受け入れられるような度量は備わっていないのかもしれません。だから,やさしさからつく嘘というのもありえるのだと思います。
ただ,やっぱり正直であることが大原則なので嘘とかごまかしは人への配慮のときに使うイレギュラーだと思います。
最後に別に私に隠し通したいやましい過去があるわけではないですよ・・・
・・・いや,どうかな。