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かつて,仕事を辞めてしばらくニート生活をしたことがありました。

 

若干の貯金があったため,辞めた当時はしばらくのんびりできると思っていました。

 

たまに友人たちや交際相手がアパートを訪れて酒やたばこ(今は辞めていますよ)や食べ物を持ってきてくれましたし,家賃分くらいは千葉みなとのパン工場で何日か働けば捻出できたので,むしろ辞めて清々したぐらいのつもりでした。

 

それまで働いていた職場は,拘束時間が非常に長く,良くて週休1日で,休めない週もたまにありました。職場環境自体はブラックという訳でもなく結構和気藹々とやっていたような気がします。今では楽しかった思い出となっていますが,自分が働いている時間に同年代の会社員たちが仕事を終えて自宅で過ごしたり飲んでいたりというのがうらやましかったのです。

 

そして,私は自由を手に入れたのですが,楽しかったのもつかの間の事で程なくしてアパートに誰も来なくなってしまいました。そりゃ当然です。相手にとっては来てもたかられるだけですから。

 

食事の供給がなくなってしまったので,とりあえず空腹を満たすために当時250円のたばこを一時間一本と決めて吸っていました。あと,お米を買ってきて鍋で炊いて(炊飯器を持っていなかったので)お醤油をたらして食べていました。余りは冷凍して保管していました。

 

で,平日の昼間から布団をかぶりながらボーッとテレビを見て過ごしていました。なんだか時間が異様に長く感じて世の中に一人で置き去りにされたような気持ちになりました。「あの時ああすればよかった」とかいう感じで自己嫌悪に苛まれました。そして,なぜか「世の中が悪い」とか「人は何も解っていない」という結論に当時はなっていました。いまでこそ“これも経験”と言い切れますが,もしその後も慢性的にこんな感じになっていたと思うと我ながら怖いと感じます。

テレビを消した瞬間に「カチッカチッ」と部屋に鳴り響く時計の針の音におびえて過ごしていました。

 

結局,当時の私が「自由」と思い込んで手に入れたものは社会との隔絶だったのでした。そして,社会との隔絶は同時に孤独を呼び込みます。この孤独に耐えることは私には無理でした。でも,それに気づける経験をしただけ良かったのかもしれません。

以前に本ブログでも書きましたが,やはり私は人のいる場所でないと生きて行けないと思いました。

 

昨日,生活保護を受けている方とお会いした際に「一日部屋にいるのが苦痛なので仕事を探して就職した」という報告を受けて昔のことを思い出して書いてみました。

 

すくなくとも,私が知っている生活保護受給の人は何かしら仕事など社会とつながりを持とうと努力している人ばかりです。ちなみに平成24年7月8日以前に住民票の写しを拝見した方々です。

 

このへんの問題を考えるあたりワタクシのROCK(?)な生き様を少し参考にして頂けたら幸いです。

 

 

さて,明日から出張です。なお,一人旅となりますが少し寂しいものの特に孤独は感じません。

 

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