雰囲気を和らげるつもりで言ったつもりのなにげない冗談が,誰かの心をにわかに曇らせたと感じることがたまにあります。
「やってしまったか!」と思いつつも問題発言をした本人から心を探られるのは相手にとって更に傷口をえぐることになるのかなと思ので,気付かないふりをしてそのまま話を違う方向にそらしながら話を続けることが多いです。
でも,ずっとそのことが心残りになってしまい一人でトイレにいるときとか寝る前とかに「ウワァァァァアアアア〜〜〜!!」と後悔のあまり悶絶することも多々あります。
あまりこういう話を人とすることがないので解らないのですが,自分独自の感覚なんでしょうかね。
夏目漱石ではありませんが,角が立ったり,情に流されたり,窮屈だったり人の世が住みにくいなぁと思うことは少なくありません。
そう感じると言うことは,バランスを保つ為なのでしょうけど・・・
「人の心なんてそれぞれで解るわけがない!」と開き直ったところで,やはり人との関わりを断って生きていく自信は寂しがりの私にはありません。
「それなら何もせずに大人しくしていればいい」と思ってもお調子者だしわがままなのでウズウズしてしまいます。
「人の間で上手く立ち回っていればいいんじゃない」と思っても恥ずかしがりだし意地っ張りなのでたぶんダメです。
自分の性格に振り回されているように感じますが,周りに人がいるからこそ自分の性格が解るということも思います。
自分という中身から世間を見るか,それとも,人との関わりの中で自分を見いだすかで自分の性格の認識って変わると思うんですが,どちらも必要なのかなぁ。でも,対極の関係ではないと思っています。
だからなんだという話になってしまいましたが,とりあえず傷つけてしまった皆さんへごめんなさい。