バブルの頃ってどんな感じだったのでしょうか。
父が鉄道職員,母が公務員だったのでその頃の恩恵に授かった実感がありません。でも,気付かないだけで少しはあるのかも知れませんね。
しかし,仕事柄人生の浮き沈みを目にすることが多いのでなんとなく実感することはあります。
私がもう10年くらい早く生まれていればバブル全盛の頃に社会人として時代の波に乗れたはずです。実際にあの頃は楽しかったという話をたまに聞きます。
まぁ楽しいでしょう。レジャーや買い物し放題でお金を使っても減らないとかそんな感覚だったのでしょうか。
その後,バブルがはじけてすごい早さで景気が落ち込んで現在に至る訳ですが,やはり楽しさはお金を使わないと得られないものなのでしょうか。
ところで,マスターカードのCMで〜お金で買えない価値がある。買えるものはMasterCardで〜という文句がありました。これは,アメリカで使われた広告文 "There are some things money can't buy. For everything else, there's MasterCard." を翻訳したものだそうです。(解りませんが・・・)
日本語の方はとてもオシャレな言い回しで好きです。
私個人としては,〜価値というのは値段だけに付いてくる物でなく利用者個人の感情や思ひ出,尊厳などお金で換算できないにも存在することを指摘しつつその他買えるものはマスターカードを使って買って下さい〜ということだと思っています。
さらに,ここでいう買える物の価値を考えるに買値がストレートですが,商品のコストパフォーマンスやアイデア,技術など,すばらしい商品を購入したときの感動なども含まれると思っています。
そして,商品を購入したときの感動の裏側に何人もの人の情熱が注がれていると考えると更に感動を覚えます。テレビで良くやっていますね。
だから,人々の魂が注がれた商品には正当な対価が支払われるべきであると思います。どんな人もお金がないと生活出来ませんし,商品に情熱を持つ企業にお金が入れば更に良い商品が市場に提供されるはずです。
そして,お金で買えない価値の方ですが,CMだと買い物などに付随するような設定ですが,実際には,私個人の話ですがお金がなくあまり出費しなかったときでもあったと思います。
ただ,突き詰めると,お金を使って得られる満足感と比べて根本的な部分ではそれほど違うものではありませんでした。今ではいい思ひ出となっています。
デフレスパイラル絶賛進行中の現在,私自身財布(普段持たないのですが)の紐が固くなる今日この頃ですが,お金を使うとしたら友情や愛情,幸せな時間などプライスレスなことに使います。
価格競争に躍起になっている企業のただ安いだけの商品より,商品のより良い利用方法を案内するなどして値段に含みきれないほどの価値を提供してくれる商品にお金を使おうと考えているのは私だけでしょうか。
23日ミハマニューポートリゾート14:30からプライスレスな事が起こるかも知れません。