某タレントの生活保護の問題についてインターネット上で言及したことによる炎上(批判などが殺到すること)が相次いでいます。
特にお笑いのタレントさんには歯に衣着せぬ(?)発言が多く見られる感じがします。
こういう発言は,賛同も批判も受けやすく,言い方を変えれば「目立つ」発言だと思います。きっと,テレビの世界では大事なことなのでしょう。
ここ最近,インターネット情報サービスが普及して誰でも気軽にインターネット上において発言することができるようになった反面,インターネット情報サービスの中にはインターネットを利用する誰からもプロフィールや発言を閲覧できるものも多くあり,利用について公共性が求められます。
ちなみに私がインターネット上で言葉を残すのは,個人間でのメールやチャットなどを除けば,本サイトとようつべだけです。(巨大掲示板はROM専)
実は,もう一つくらいブログやSNSなどインターネット上で発言できる場を作ることを考えたことがありますが,今は必要ないとの結論に至っています。
そのことについてです。
昨日のブログにて,某タレントの生活保護の問題を面白がりながらふれ回っていたことを書きましたが,実はそのときの感情は怒り心頭でした。
テレビのバラエティ番組を見ない私には,正直お笑い芸人と呼ばれる人達がなぜ高額な収入を得ることができるのかを理解していません。だから,ルサンチマンよろしく個人的に面白くないニュースでした。
また,それとは別に仕事柄どうしても経済的な援助が必要でありながら生活保護を受けることができない方を多くお見受けするため,生活保護制度においての不正受給云々より受給の必要がない人間が受給していることについて許せない気持ちになりました。
ですので,その話をしているときはあまりきれいな言葉を使っていませんでした。このときの言葉をインターネット上にそのまま掲示したらちょうど炎上している方々への反論のような言葉使いになったと思います。
しかし,昨日書いたとおり親しい人の残念そうな表情を見て反省をする機会を得ました。
そういった過程を経て,結局この問題について言及したかったことは「ファンが気の毒であること」(タレント擁護の意味ではありません。)と「生活保護制度や受給要件について再考する機会とすべき」といったところでした。まぁテレビの話については個人的な嗜好のことでついでの話でした。
このようにある程度時間を経た上で,考えをまとめてから文章にすると良い意味で表面的な言葉や感情とは違ったところに自分の本音が見えてきます。ですので,本ブログには十分自分の本音が書けているのでもう一つの顔をインターネット上に作りダブルスタンダードを起こす必要はないと考えてこのブログだけに留まっています。
ただ,インターネットの利用方法は人それぞれですし,様々なツールで違ったニュアンスを演出することもなかなか楽しいことかも知れません。
しかし,普段とは違ったニュアンスのことを「建前の裏に隠れた本音」としてあげつらねて楽しむ人達もいらっしゃるようなので気になる方はお気をつけください。