「暖かい」を通り越して「暑い」くらいの陽気です。
こりゃあ,仕事後のビールがたまりませんなぁ!
頑張りますぞ!!
今日は良い天気なので夜になると星がよく見えそうです。
かつて,小学生の頃に自宅近くの公園で友達と二人で待ち合わせをして天体観測をしたことがありました。
夜空の向こうに何があるのかいろいろなことを想像しました。その頃の純粋な気持ちはノスタルジーだけ残してほとんどアルコールのように蒸発してしまいました。そして,アセトアルデヒド(二日酔いの原因)のように頭が痛くなるような思い出ばかりが残っています。冗談です。
さて,2009年に岡山県と東京都の小、中学生が共同で発見した小惑星が国際天文学連合に正式に登録され、見つけた2人に小惑星の命名権が与えられたそうです。岡山県井原市で開かれた観測イベントで発見したこの星にはまだ番号でしか名前が付いていないそうで,きっと二人がすてきな名前を付けてくれるでしょう。
テレビやインターネット,携帯電話など,欲しいときにすぐに情報が提供される現在において娯楽は受動的であることが多いと思います。いずれも人間の想像の産物ですからそこからふくらますということがないわけです。
一方で,空を見上げてまたたく星をみて想像をふくらませることは能動的な要素が多いような感じがします。手足を動かすわけではありませんが,提供されている情報は暗い空と光る粒だけです。そこから自由に想像力を働かせれば,芸術分野でも学術分野でもどこまでも膨らんでいくような気がします。
星座を見ていると人の想像力の広がりを感じます。どうやれば,そんなふうに見えるんだろうか・・・
発想力や想像力は,私生活や仕事でも必要とされることが多く,ある会社では「あるひとつの物について100とおりの感想を持ちなさい」と指導されるという話を聞いたことがあります。
また,斬新すぎる発想で人から全く理解を得られないこのワタクシもこの想像力で窮地を乗り切った経験があります。
まぁ子供の頃の想像がそのまま社会生活に使えることは稀ですが,沖縄出身の3人組のアコースティックバンド「BEGIN」の逸話でこんな話があります。
「BEGIN」のメンバーの同級生である地元石垣島の中学校の先生から,生徒が綴った「島への想い」を歌詞にして卒業式で歌う曲を作って欲しいと頼まれたことがあったそうです。
しかし,中学生が作った作品は残念ながらそのまま歌詞に使える物はありませんでしたが,多くの生徒が「宝」という言葉を使っていたことにインスパイアされてできた曲が「島人ぬ宝」というタイトルで全国に向けてシングルとしてリリースされました。
商品として形式を整えるにはやはり経験がないと難しいと思いますが,人の心を引きつけるには子供の純粋さは大切だと感じさせる話です。
大人になっても童心って大事ではないかなぁとおもうのです。
だからこそ,子供の心を曇らせないようにするのは大人の役目ではないかと思のです。